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★はじめに
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2000年3月6日から5泊6日間の日程で、生活環境協会・伊藤彰彦代表
ほか10名による「室内環境対策の最前線」ドイツ視察ツアーが実施された。
目的は、ヨーロッパの中でも環境対策の進んでいるドイツにおける室内環境問
題への取り組み、アレルギーや化学物質過敏症(MCS:Multi Chemical Sensibility
)の現状などを調査すること。また、生活環境協会が計画している環境施設に関
する意見交換もテーマの一つである。一行は、まずフランクフルトでエコハウス
とそれを手がけた建築事務所を見学した後、自然素材の建築材料を扱う会社を視
察。次に、バード・エムスタールの環境医学研究所(独語略:IFU。英語名:
Institute for Environmental Diseases)を訪問。同地はクアハウス(温泉治療センタ
ー)を併設し、アレルギーや化学物質過敏症の患者の療養と治療を兼ねた環境施
設である。そして、最後にベルリンのエコ建築、シックビルディング対策の視察
を行なった。
今回のツアーを、6章に分けて全体を概括する。視察の順番とは前後するが、
本ツアーの主目的である環境医学研究所の内容から始めたい。
第1章.
ルノー博士のレクチャー・臨床環境学とドイツの現状
第2章.
ルノー博士のレクチャー・化学物質と「キレる子供」の問題
第3章. 環境医学研究所の治療システムと建築対策、そして環境施設
第4章. 市長会見とクアハウス概略
第5章. フランクフルト・エコハウスと自然素材の建築材
第6章. ベルリン・エコ建築
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