質問/回答
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- [質問]
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壁紙の可塑剤が蒸発するそうだが、可塑剤の影響を受けたくない。
現在、壁・天井がビニールクロスなので可塑剤の影響を受けていると思うので、
アドバイスがほしい
[回答]
ビニールクロス以外の壁紙、紙または布の壁紙を使えばよい。
壁紙は大きく分けて3つに分けられる。
表面が
@ビニールでできている
A紙でできているもの
B布(織物)でできているもの
可塑剤は@にのみ含まれABには含まれない」
「壁紙は表面と裏面(紙2枚)とから出来ている。
壁紙を剥がすと表面と裏面の紙1枚がはがれる。
壁には裏面の紙1枚が残る。
[質問]
壁紙を剥がすと裏面の紙が下地材に残るという事はその時使った糊(ホルマリン入り)
も残る事になると思いますが、ホルマリンの影響はないのですか
[回答]
壁紙の接着剤に使われているホルマリンは防腐剤として入っている。
防腐剤として使われているホルマリンは揮発しやすいので壁紙を剥がせばほとんど揮発してしまう。
一般の人(健常者)はあまり気にする事はないと思うが、化学物質過敏症の人は剥がした後、
臭いのチェックをして確認した方がよいと思う。
[質問]
紙や布でできている壁紙には可塑剤が入っていない事が分かりましたが、それ以外の化学物質の心配は
ないのでしょうか
[回答]
通常、壁紙は最後に以下の工程を行います
1. 防災加工(有機リン酸系のもので処理)
2. 揆水加工(パラジウム加工)
3. ほつれ止め(酢酸ビニル系のものでコーテング)
特に防災加工は有害な化学物質で臭に敏感な方は不快を感じます。
一般の方々はビニールクロスでできている壁紙を紙とか布とかでできていると思い込んでしまうほど見た目では区別の付かないものがあります。
もう一度何でできているか注意して見て下さい。
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